企業ワークスペース
企業メンバー、専用ログイン入口、シートプール、企業監査 —— 会社レベルの管理面をどう開設し、どう使うか。
エンタープライズワークスペースは、通常のアカウントの上に重なる管理レイヤーです。従業員アカウント、ログイン入口、シート、監査を 1 か所にまとめ、企業のオーナーが統括します。個人やチームの使い方はまったく変わらず、企業レイヤーが受け持つのは「誰がこの会社に属するのか、どこから入るのか、シートをいくつ使うのか」だけです。
開設する
- 企業のオーナーにしたいアカウントで企業コンソールを開くと、ワークスペース作成の手順が案内されます。
- 企業名、ログイン用の短縮リンク接頭辞、そして統一のメンバー識別接頭辞(例:ACME)を入力します。
- 作成すると現在のアカウントが企業オーナーになり、メンバー、身分認証、監査、通知の 4 つの管理権限を得ます。
1 アカウントにつき 1 企業
企業オーナーは 1 人だけで、コンソール上のデータはすべて自社メンバーの範囲に限定されます。ほかのユーザーや別企業のデータがここに現れることはありません。
コンソールの 6 つの領域
| ページ | 管理する内容 |
|---|---|
| 運用概要 | アクティブメンバー数、シートの使用状況、身分入口の状態、直近 7 日間の監査イベントの集計。 |
| 企業メンバー | メンバーの状態、企業ログイン名、参加経路、シートの割り当て。氏名、メール、企業ログイン名で検索できます。 |
| チームとシート | オーナーのシートプール、使用済みと残数、および追加購入。 |
| ID とアクセス | 企業専用のログイン入口、メンバーのログイン名規則、および OIDC / SAML などの ID プロバイダー設定。 |
| 企業監査 | 自社メンバーが発生させたセキュリティおよび管理イベント。通常 / 要注意 / 高リスクに分類され、CSV で書き出せます。 |
| 企業通知 | 自社メンバーだけへの一斉メール送信。送信前に宛先数のプレビューが必須で、送信履歴も保存されます。 |
メンバーはどう加わるか
企業メンバーは別途の名簿で管理するのではなく、チーム招待に従って決まります。
- チーム詳細ページから従業員のメールアドレスに招待を送ります。送信した時点でシートが 1 つ確保されます。
- 従業員が招待を受け入れると、チームの権限と企業メンバー資格を同時に得ます。
- 空きシートが 0 の場合は新しい招待を送れません。先にシートを購入してください。
シートの上限は企業オーナーに紐づき、そのオーナーの全チームで共有されます。同じ人が複数チームに参加してもシートの消費は 1 つです。
企業専用のログイン入口
身分認証ページでは、DNS 設定なしに企業専用のログインパス接頭辞を有効にできます。招待を受け入れ済みのメンバーはこのリンクからログインしますが、リンクを開いただけで企業に加入することはありません。入口はあくまで入口であり、メンバー資格は招待から生まれます。
同じページでは、メンバーのログイン名の統一接頭辞や、企業の ID プロバイダー(OIDC / SAML)、自社ホスティングの入口との連携も設定できます。
チームやサブスクリプションとの関係
- 日々の共同作業の単位は引き続きチームです。ワークフローの共有、認証情報の共用、相互の承認はすべてチーム層で行われます。
- 企業層が扱うのは境界と身分です。誰が自社の人間か、どの入口から入るか、シートをいくつ占めるか、どんな監査記録を残すか。
- 監査ログの閲覧は Enterprise プランの機能です。他のプランでもプラットフォーム側の記録は同じように行われ、閲覧画面が開放されていないだけです。
次のステップ
- チーム — チームの作成とメンバー招待の具体的な手順。
- 権限と共有 — 3 層の権限モデル:アカウントのロール、チームでの立場、ワークフローの共有。
- サブスクリプションと価格 — シート課金と各プランの機能比較。